本音。

オピニオン

ふと最近、本音を話していないなと思ったので、本音について、本音で語りたいと思います。

本音を話すリスク

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わたしは疲れたり、信頼していない相手を前にすると、まったく本音を話さない。

たとえ反対意見を持っていたとしても、反論せずに、全部肯定して相手の意見に同意するし、意見を聞かれても、当たり障りのないことしか話さない。

 

なぜなら、本音で話すには、リスクを取らなければいけないから

本音で話したときに、否定されると気持ちの行き場がなくなってしまう。

本音を言って否定をされると傷つくけれど、本音を言わずにいれば、否定をされても、そうですね、と簡単に受け流すことができる。

 

好きな人がいるけれど、告白はしないのと同じ。

振られて今の関係が壊れるのはリスクだから、好きだけど、言わない!という状態。
振られてもいいやと思えるレベルで気持ちが強くないと、伝える気はおきないのだ。

 

本音を話さないリスク

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反対に本音を話さないことにもリスクはあると思っている。
リスクというよりも、機会損失に近いかもしれない。

 

というのも、告白しないと決めている人が付き合える確率は、かなり低いから。(また恋愛にたとえてごめんなさい。笑)

 

告白しないということは、まず相手に気持ちが伝わらないということ。

そして、告白しないというスタンスは、極めて告白されにくい状況を生み出していると思う。

 

特段、容姿がいいとか、俗にいうハイスペックじゃなくても、モテる人がいる。
モテる=異性からの告白をたくさん受けている人だ。

そんな人には、共通する特徴があると思う。

 

告白されやすい人の特徴

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  1. 相手がリスクをとって、本音を伝えたくなるほど、魅力がある人
  2. 本音を受け取ることができる人
  3. 本音で話すことができる人

①は、わかりやすい。
とにかく魅力的な人。天性のかわいいとか、かっこいいも含まれるから、今回は割愛。

 

別に見た目は、、なのにモテる!というタイプは、②か③の要素を満たしている人だと思う。

 

まずは、本音を受け取ることができる人。
簡単なことに思えるけど、なかなか多くないのが現実だと思う。

 

例えば、仕事をやめたいと思っている人がいる。その理由は、早起きがつらい!それだけ!!

自分がその人の親や彼氏、彼女だったときに、その理由を受け取れるか。

「それだけ!?」とか、「他にも理由があるんじゃないの!?」とか、バカにしたり、無意識に答えを変えさせるようなリアクションをする人は多いと思う。

 

「そっか〜、早起きつらいよね!」と、一言目に言える人が、本音を受け取ることができる人である。

 

③の本音で話すことができるというのも重要な要素だと思う。

本音で話すことはリスクがいるのに、相手はまったくリスクを取らずに、安全地帯から抜け出す気がまるっきりないのなら、危ない橋を渡って声を届ける気にはならない。

 

むしろ、危険な橋を躊躇なくどんどん渡ってきて、手ぶらで帰るような人がいたらどうか。
そんな人に対して、本音を話す抵抗感は生まれないと思う。

 

本音で話さないと、チャンスは得られない

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告白は、「チャンス」という言葉に置き換えられる。

最近、疲れて省エネモードになるあまり、本音を話さなくなっていた。

これでは恋愛に限らず、仕事も交友関係でも、どんどんチャンスは逃げていき、つまらなくなっていってしまう。

 

自分が本音を話さないあまり、本音を話さない人ばかりに囲まれるのも、最悪だ。
無駄に相手の気持ちを考え続けることになり、時間と精神を消耗するし、なによりつまらない。

 

本音を話して嫌われるのはラッキーだけれど(根本的に価値観が違う人と距離を保てる)、本音を話さずにチャンスを逃すのはもったいない。

 

本音で話すのは疲れるし、傷つくこともある。

でも反対に、最高に楽しい瞬間を考えると、その時は自分に対して、相手に対して、嘘をついていない本音の状態の時だと思う。

恐れずに、そして面倒がらずに、本音で話していきたいな、なんてそんなことをふと思ったので、久しぶりに本音を話してみました。

Ai Tabata

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「AI TIME」編集長。まちづくりベンチャー企業で広報・旅行事業立ち上げ→オーストラリア・メルボルンで海外フリーランス。企画/PR/Webマーケティングを...

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