最大8人のためだけの泊まれる展覧会「京都アートホステルクマグスク」
最近ゲストハウス巡りにハマっている、あい(@aitabata22)です。
この間京都に行った際に泊まった、ホステルがあまりにも素敵だったのでご紹介したいと思います!
目次
クマグスク(Kyoyo Art Hostel kumagusuku)とは?
“アート”と”ホステル”を合わせ、展覧会の中に宿泊し、美術を“体験”として深く味わっていただくための宿泊型のアートスペースです。
展覧会は、年一回のペースで開催され、その度に全く違う宿泊空間に変貌を遂げます。
ゲストハウス好きの人の間で有名な、展覧会の中での宿泊体験をコンセプトにした京都のホステル「クマグスク」。
ゲストハウスに詳しい友人におすすめしてもらって、行ってきました!
クマグスクへのアクセス
阪急「大宮駅」から徒歩約5分。
JR「京都駅」からタクシーで約10分のところにクマグスクはあります。
移動疲れもあると思うので、行きは京都駅からタクシーがおすすめ。
小さな路地の静かな場所にあります。
外観はこんな感じ。
普通の家みたい!
ネオンサインが目印です。
全4室のみの特別な空間
扉を開けて、入ってみると、スタッフの方が温かくお出迎え。
チェックインを済ませ、お部屋を案内していただきます。
フロントのすぐ横にある階段を上ると・・・
あるのは全4室のお部屋。
1日に泊まれるのは、最大でも8名までという特別な空間です。
わたしが宿泊したのは、机とベッドのみのコンパクトなシングルルーム。
他の部屋タイプと料金については、「宿泊について」をご覧ください。
https://kumagusuku.info/hostel
こんな感じ。シンプルだけど、居心地抜群。
テレビがないのもいい!
アートを独り占め!毎年変わる素敵なギャラリー
ギャラリー部分も見てみましょう!
4室しかないので、わたしが夕方にチェックインした時間はまだ他のゲストが誰もいなくて、静かな時間が流れていました。
2016年9月末まで開催されている企画展は「THE BOX OF MEMORY-Yukio Fujimoto」。
空き家をリノベーションによって再解釈した当施設の空間そのものをモチーフとし、建物を一冊の書物としてとらえます。
出品作家の藤本由紀夫が、このテーマにおいて関心を寄せるのは「記憶術」——脳内で仮想の家の中を巡りながら、あらかじめ配置されたイメージを読み込むことで記憶を習得する古代の弁論術の一種——の伝統です。
「建物の読書」とされるこの術に着想を得て、kumagusukuの内部で鑑賞者が滞在/鑑賞することを、一種の読書行為へと変容するよう試みます。
廊下などにもアートが置かれています。
1階の外には、小さなギャラリー。
作品を独り占めできます。
外に置かれた椅子も素敵。
スタッフの方おすすめのクラフトビールが美味しいお店で夜ごはん
アートをゆっくり楽しんだ後は、スタッフの方におすすめしていただいたお店で夜ごはん。
女性ひとりの立ち飲み利用が多く、おしゃれな雰囲気。美味しかったです!
不定期営業ですが、クマグスク内にもカフェ&バーがあるので、レイトチェックインの際や2軒目に利用するのも楽しそうです。
幸せの手作り朝ごはん
ゆっくり休んで、目覚めたらまずシャワーを。
清潔感があって、備え付けのシャンプーやリンスにもこだわりを感じました。
お風呂からでると、美味しそうな朝食が待っていました。幸せ。
4席のみの小さなカウンターには、他のゲストの方も。
スタッフの方と3人で、お話をしながら優しいお味のごはんをゆっくりいただきました。
朝食はプラス500円なので、絶対つけるべき。
幸せな気持ちで1日をスタートさせることができます。
そしていよいよチェックアウト・・・。
「宿泊」ではなく、「体験」という言葉がしっくりくる、まさに展覧会の中で日常を感じることのできる素敵な場所でした。
毎日の忙しさから離れて、ゆったりとした時間を過ごしたい方は、ぜひ「京都アートホステル クマグスク」を訪れてみてください。
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