夢がない人が、本当にやりたいことを見つける方法【経験談】
こんにちは、あいです!
長年コンプレックスのあった「夢」に向き合った記事を書きました。
過去の自分に向けて書いています。夢がないという人にこそ読んでいただければ嬉しいです。
「夢がない」というコンプレックス
“夢”という言葉に対して、長年抵抗感があって、「え、夢って持ってないといけないんですかー?」「あつい話始まっちゃう系ですか?」って正直ずっと思ってました。
夢、自信、継続力、仲間…。
夢の他にも、世間的になんとなく持っていると良いとされているものってありますよね。
でも、わたしは学生の頃、(数人の友人を除いて)これらすべて持っていなかったので、本当にコンプレックスに感じていました。
中でも、夢はやっかいな存在で、成績が良くても、夢がないと、ダメ人間のような扱いをされたりして、まじうざいと思っていました。
やりたいことなんて特に思い浮かばないし、絞り出して考えた答え「リッチな専業主婦」を宣言したところで、無駄に反感買いそうだし、みたいな。
で、約20年間は夢とは無縁に生きてきたのですが、今は人の夢を聞くのも好きだし、自分の夢を考えることも好きになってきたんですよね。
その変化をなぜだろう…?って考えてみたんですけど、理由は「やってみたいことがあるって楽しい」という価値観に変わったことが大きいと思います。
学生の頃は、「夢がない方が失望することもないし、生きやすい」という価値観だったんです。
なので、やっていることで結果がでなくても、やりたいことじゃないから、まあ、いいかと諦めがついたんです。
でも、初めて自発的に「ドイツに行きたい!」と思ってから、「英語を話せるようになりたい」「他のヨーロッパの国も行きたい」と次のやりたいことが自然に見つかって、「なんで勉強させられてるんだろう?」とやらされ感満載だった学校も、やりたいことのためと思ったら、全然違う場所に感じられました。
やらないことで固めて、省エネで生きてきたのですが、やりたいことのパワーはすごくて、低燃費で生きるよりも、全然楽しく生きられるじゃん!という世紀の大発見をしました(笑)
だから、やりたくないことに対して、なんで自分は頑張れないだろう?と責める必要は全くありません。
ゴールしても、なんのご褒美もない、マラソンで全力疾走できるはずないです。(わたしだったら即仮病)
自分が夢を持つようになると、他の人にも「夢を持て!」という人が多いと思うのですが、わたしはその考えを押し付けたいとは思いません。
わたしは、夢はなくてもいいと思います。
無理して作られた夢を持つよりも、自分に正直に生きることの方がずっと大切だと思うからです。
なので、今回伝えたいのは、夢を持って欲しい!というメッセージではなく、夢は大げさなものじゃなくて、身近なものなんじゃないかということです。
だから、むしろ気がついていないだけで、すでに夢を持っている場合すら多いと思います。
この記事を通じて、夢という言葉に対する抵抗感が少しでも薄まり、やりたいことに気がつくきっかけになれば嬉しいです。
自分の「好き」に自信を持とう
やりたいことが思い浮かばなくても、どんな人も、好き嫌いというのは感覚で持っていると思います。
本が好き、スポーツが好き、美味しいごはんが好き…!なんでもOK。
好きなことを行動に結びつけたものが、本音に従ったやりたいことです。
本が好きなら、「1日中、本を読む」、食べることが好きなら「ビュッフェで満腹になるまで、ごはんを食べる」という風に。
本を読む時間を作るために、本のある場所(本屋さん、出版社など)で働こうかなとか、美味しいものを健康的に食べるために、管理栄養士の資格を勉強しようかなという段階になって、「夢」と表現する人が多いですが、実は元を辿ると小さな「好き」から始まっているはずです。
「なんとなくいいな」くらいのレベルでも、ぜひその気持ちを大切にしてほしいです。
「なんでもいいや」で生きていると、自分の「好き」という感覚さえも、わからなくなってしまいます(経験談)
やりたいことに気がつこう
先日、ドリームマップというやりたいことをビジュアル化したシートを作るワークショップ「タノモク」に参加してきました。(カオル@タノモク (@caoru_chillout) さん主催)
方法はシンプルで、たくさんの種類の雑誌から、将来自分が実現したいイメージのものを切り取って、紙に貼っていくというもの。
実際に作り始めるまでは、あまりイメージできずにいたのですが、雑誌を見ていたら、「あ、ここ行きたい!」「これかわいい」など、やりたいことのイメージがすごく広がったので、とてもおすすめの方法です。
わたしが作ったドリームマップがこちら。
大好きなイラストレーターおおたうにさんが描く女の子を中心に、アートや本、海外の風景や、ビール(笑)など好きなものを散りばめました。
「大好きな景色の中で、大切な人たちとハッピーに生きたい」というのが、すべての根底にある夢です。
人生でやりたいことリスト100【作成途中】
つい最近、大学の講義で少しお話する機会をいただき、学生時代のことや、今の働き方、これからやりたいことなどを学生さんにお話したのですが、その感想として「やりたいことをどんどん叶える人だと思いました」というコメントをいただきました。
これまで繰り返し書いているように、やりたいことゼロ人間だったので、そんな風に言っていただけたことに驚きましたが、そんな風にやりたいことに対するフットワークは、年々軽くなっていることに気がつきました。
「やりたいことリストでも公開してみたら?」という言葉もいただいたので、このタイミングに書いてみました!(完全に勢い)
【暮らし】
1. シェアハウスに住む
2. 九州に住む
3. オーダーメイドの本棚に本を並べる
4. オープンキッチンのある家に住む
5. シアタールームで映画を観る
6. 自宅に音楽スタジオをつくる
7. アートを集めて、自宅にミニギャラリーをつくる
8. かわいい食器を集める
9. ワインセラーを置く
10. 手作りごはんのホームパーティーを開く
11. かわいい犬を飼う
【恋愛】
12. 彼と海外旅行に行く
13. 彼のライブに行く
14. 彼に地元を案内してもらう
15. お揃いの靴を買う
16. フォトグラファーさんに写真を撮ってもらう
17. 一緒に住む
18. お揃いのタトューを入れる
【家族】
19. 両親に旅行をプレゼントする
20. こだわりの結婚式を挙げる
21. 子どもを産む
【仕事】
22. 月に100万円稼ぐ
23. 学生・社会人が海外に行くきっかけをつくる
24. 信頼するメンバーとチームをつくって仕事をする
25. 価値観を発信するメディアをつくる
26. 旅する暮らしに役立つサービスをつくる
27. 連載を持つ
28. 本を出版する
29. かわいいPCケースをプロデュースする
30. 海外で働く
31. ワーケーションを実施する
32. スタートアップに投資する
33. ソーシャルグッドな活動に主体的に関わる
【旅】
34. ロンドンで暮らす
35. Ace Hotelに泊まる
36. ドイツにいる友だちと再会する
37. シンガポールにいる友だちに会いに行く
38. ニュージーランドに行く
39. 海外のディズニーランドに行く
40. NYに行く
41. 北欧に行く
42. ロシアに行く
43. ベトナムのハロン湾に行く
44. カッパドキアで気球に乗る
45. イタリアのアマルフィに行く
46. サファリリゾートに泊まる
47. プライベートビーチでのんびり過ごす
48. エジプトでピラミッドを見る
49. 隠岐(海士町)に行く
50. 四国の離島巡りをする
51. アート列車に乗る
52. 寝台列車に乗る
53. ほしのやに泊まる
54. ミラコスタに泊まる
55. タワマンに泊まる
56. クルーズ船に乗る
57. ファーストクラスに乗る
【体験】
58. 歌舞伎を観る
59. 相撲を観る
60. リムジンに乗る
61. よろにくで焼肉を食べる
62. ジョエル・ロブションでコース料理を食べる
【趣味】
63. ブログを10年続ける
64. バーで働いてカクテルを作れるようになる
65. ヨガを教えられるレベルまで上達する
66. ジャグアタトューでデザインが描けるようになる
67. 写真を上手に撮れるようになる
68. ブックホテル「箱根本箱」で思う存分本を読む
69. 「アート・ビオトープ那須」でアートを満喫する
【マインド】
70. 年齢や肩書きに拘らず、フラットに生きる
71. 様々な人の意見を受け入れながら、自分の価値観を常にアップデートする
72. 自分にとって大切な人、大切なことを見失わない
・・・
最後に
書き出してみて気がついたんですけど、半分以上は、思い立ったらすぐできることなんですよね。
もちろんお金や時間の面で、一度に全部!というわけにはいかないけど、意外とできるんじゃないか、という気分になるのが楽しいです。
そして、夢とかやりたいこととかって、重く捉えがちですが、もっと軽く考えてもいいような気がしてきました。
(主観ですが)そもそも、あってもなくてもいいものだし、他人と比べて優劣があるわけではありません。
わたしは、やりたいことを考えてみたら楽しかったし、叶えていく過程も楽しそう!おすすめだよ!くらいの気持ちです(笑)
100個書き出さなくても、超やりたいことが1個ある人生も素敵なので、数に拘らずに考える時間を持つことに意味があると思います。
人生で、たまにぶち当たる「なんで生きてるんだろう?」という問いに対しても、こうして自分で考えた理由があれば、どんなに小さなことでもそこに意味を見いだせるのではないかと思います。
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