初対面の人が集まるイベントを、人見知りでも楽しむための5つのポイント

イベント

新しい出会いって楽しいいいい!人見知りだけどね。

けれど、この新しい人に出会って楽しいという感覚、人見知りだった2年前までは考えられなかった!

イベントの満足度は、決して主催側にのみ委ねられているわけではありません。

主催者に「楽しませてもらう」だけでなく、参加者がいかに「楽しむか」。イベントを楽しむのも、楽しまないのもあなた次第なのです。

 

人見知りだったわたしが、コミュ力が高いと言われるようになるまで。

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(人見知りだった高校生のわたし。写真左。)

小中高と、ひとりの仲のいい友達とずっと一緒に過ごしてばかり。
部活という組織にも全く馴染めず、団体行動とは無縁で、人見知り

 

そんな超がつくほどの人見知りだったのですが、最近「コミュ力高いね!」と言われることが一気に増えました。

あまり自覚はなかったのですが、たしかに気がつけば、初対面の人と話すことにも全く抵抗がなくなり、むしろトークイベントなどに積極的に参加するようになっていました。

 

わたしが人見知りを克服した大きなきっかけは、イギリス短期留学です。

インターンシップで、自分のウェブマガジン(CULTUREAL(カルチュリアル)「もっとアクティブな留学を!十人十色の海外体験が読めるウェブマガジン」)を立ち上げ、現地のリアルな文化を日本の学生に伝えるプロジェクトを行ったのですが、その際にインターン先の会社の方に言われた言葉が「1日30人の新しいイギリス人と会話しろ!」というもの。

リアルな文化を伝えるという目標を達成するために、現地の人の生の声を聞かないわけにはいかないというのです。

 

普通に語学学校に行って、ホストファミリーのいる家に帰っても、30人には到底届きません。そこで、自分で新しい人に出会えるイベントを探して、参加して、ということをひたすら繰り返しました。

仲良くなった人から新しい人を紹介してもらったり、イベントをハシゴしたり。

それでも1日に30人と話せたのは数日でしたが、その経験のおかげで、実践的な英語力のアップはもちろん、初対面の人が集まる場所に対する抵抗が全く無くなったのです。

 

新しい出会いは新鮮で、面白いけれど、初対面の人とのコミュニケーションが大得意!という人は多くありません。

けれど、その苦手意識を克服すれば、あなたの視野がぐっと広がる素敵な出会いが待っています。

20年以上人見知りだったわたしが、必死の思いで見つけ出した、「初対面の人が集まるイベントを楽しむコツ」を伝授したいと思います。

 

初対面の人が集まるイベントを楽しむための5つのポイント

1. 早い時間に会場につく

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まずは基本から。

早く到着し過ぎても、準備の邪魔になってしまいますが、受付開始時間丁度くらいには会場に着くのが理想

イベント開始前に、周囲の人と自らアイスブレイクを行いましょう。

緊張もほぐれますし、どんな人がどんな理由で参加しているのか、参加者の大まかなイメージを掴むことができます。

限られた交流時間の中で、なるべく多くの人と話すためにも心がけたい大事なTipsです。

 

2. あなたは登壇者のことを知っているけれど、登壇者はあなたのことを知らない

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これも基本ですが、イベントが始まると、意外と忘れてしまう人が多いので注意が必要です。

交流時間に登壇者の方に話しかけにいったものの、思っていたような対応をしてもらえなかった場合に、登壇者の方を「冷たい」と一蹴してしまうのはお門違いです。

参加者は登壇者のこと知っていて、彼らの話を聞くためにイベントに参加しています。たとえ、トークテーマに関心があって、登壇者のことは一切知らない場合であったとしても、イベント中に登壇者の情報は十分に得た状態で、交流会が始まります。

 

しかしながら、登壇者の方は、参加者の情報を全く知らない場合がほとんどです。

大きな事前情報のギャップがあるのにも関わらず、自己紹介も早々にいきなり質問をされたり、親しく話しかけられても、登壇者の方がリアクションに困ってしまうのは当然です。

 

会場が広くない場合は特に、登壇者がトークセッション後に壇上を降りると、それだけで距離感が縮まったように感じてしまいがちです。

たしかに、そこに文字通りの距離感はないかもしれないけれど、そこにある心理的なギャップを忘れてはいけません。

 

もちろん登壇者との交流の時間が設けられている場合は、話しかけても問題ありません。その場合は人が殺到する前に、簡潔な自己紹介とともに、焦点を絞った質問をしましょう。ググれカスと思われるような質問をしないこともマナーです。

 

3. 初対面で「本当の自分」をわかってもらうことは諦める

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初対面の人と会っても「素の自分」を出せないし、疲れてしまうという人はたくさんいると思います。またそういう場が、上っ面だけで、浅い付き合いに思えてしまうという人もいるでしょう。

それは、当たり前。割り切ることが大切です。

今日初めて会った人と、何年も付き合う友人の前とでは、自分のキャラクターも、言葉遣いも異なって当然。

イベントの交流会という1時間あるかないかの短い時間で、自分のすべての面をわかってもらうことは不可能です。

 

けれど、イベントでは必ずしも本当の自分を知ってもらう必要はありません

誰しも、興味関心は1つだけではないですよね。

例えば、わたしだったら、海外も好きだし、日本文化にも興味がある。趣味は食べ歩きに、映画に、読書。
そんなわたしが、海外好きが集まるイベントに行った際に、初対面の人に「趣味は、映画鑑賞です。」と言う必要はないのです。

もしかしたらその人も映画好きかもしれないけれど、ここでわかっている共通点は、海外好き。

狭い話題を掘り下げることができるのは、興味関心が似ている人が集まる場所ならでは。海外から話を広げることが自然です。

 

自分の持つ様々な面を1つのコミュニティで、全て受け入れてもらうには無理がありますが、気分によって居心地の良いコミュニティを変えると、ストレスなく人間関係を築くことができるようになります。

アクティブに海外のことを話したい時はここ、まったりと趣味の映画について語り合いたいときはここというように、自分にとって必要な居場所の1つを作るイメージです。イベントでの出会いが、あなたの新しい居場所になるかもしれません。

 

また、本当の自分をわかってもらえないということは、逆に言えば見せたい自分を見てもらえるということでもあります。

本当の自分が「人見知りで、交友関係が狭い」としても、そんな情報はあなたが伝えない限り相手に伝わりません。

自分が初対面で好感を抱く人を自分自身が演じればオッケー。

本当の自分は、次に繋がる出会いになった相手にだけ、徐々に見せていけばいいのです。

 

4. ひとりで行動する

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先程の、「初対面で『本当の自分』をわかってもらうことは諦める」ためにも必要なこと。

本当の自分を知っている友人とイベントに参加してしまうと、恥ずかしくて、なりたい自分になりきれず、いつもの人見知りな自分になってしまいます。
もちろん普段から全く人見知りしないという人は、ご友人と参加されても問題ないのですが、そんな人は、この記事を読んでいませんよね。
 

普段のわたしのことを知っている人は誰もいないと思うと、質問に手を上げるのも、いろんな人に積極的に話しかけることにも抵抗が無くなります。

 

5. オンリー1になれる場所で、練習する

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1~4のポイントだけでは不安だという人には、練習をおすすめします。

オンリー1になれる場所とはどういう場所かというと、参加者を見回した時に明らかに自分だけという要素がありそうなところを指します。

 

わたしの経験から例を挙げるなら、イギリス留学中に参加した日本文化の体験イベントが、オンリー1になれる場所だと言えます。

参加者はもちろんイギリス人ばかり。たった1人の日本人参加者のわたしは、ただ座っているだけでも、いろんな人に話しかけてもらえました。

あなたが学生の場合は社会人向けのイベントに参加してみましょう。学生というだけで、他の参加者に覚えてもらえるはずです。

このように、自分の肩書きだけで珍しいと思われるような場所に行くと、周囲の人から認識されやすく、何もせずとも話しかけてもらえるケースも多々あります。

 

何はともあれ、慣れが大事。自分のどの部分が、初対面の人に印象に残りやすいのかを感覚的に学んだり、自分と合いそうな人を見つけるセンサーを磨いたり。

まずは、自分が「珍しい」と思われる場所に行き、徐々に本当の個性を伝えられるようになりましょう。

 

ちなみに5つのポイント共に紹介した真は全て、イギリスでたった1日で撮影したもの。全員が初対面です。

初対面の人がロンドン市内の指定スポットで、交流を楽しむ、この「Talk to me」というイベントは、人見知りを克服する、とてもいいトレーニングになりました(笑)。

cultureal.jp

ここで仲良くなった1人と日本で再会もしているんですよ!

 

同じイベントに参加しても、「楽しかった」という人もいれば、「つまらなかった」という人もいます。

その違いは、参加者側の心構えにあるかもしれません。

せっかくお金と時間を使ってイベントに行くなら、新しく出会った人と楽しい時間を過ごしましょう♪

Ai Tabata

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「AI TIME」編集長。まちづくりベンチャー企業で広報・旅行事業立ち上げ→オーストラリア・メルボルンで海外フリーランス。企画/PR/Webマーケティングを...

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