遊びが仕事になる時代に、求められるのは「ハマる」力
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遊びが仕事になる時代に、求められるのは「ハマる」力
面白い未来が見える本に出会いました。
私は遊びを仕事にして、仕事を遊び倒す人生を送っている。
「遊びが仕事になる」と、堀江貴文さんは時代を読んでいます。
私の年代で、子どもの頃にパソコンに出会ったという人は大勢いるだろう。だけど私ぐらいまで、パソコンいじりにハマりきった男子は、少数だと思う。
私は独学でプログラムを学び、インターネットを知り、やがて起業を果たした。ハマることの延長で、多くのビジネスチャンスを得てきた。
そして先駆者として、すでに「遊びを仕事にすること」を実践されています。
遊びを仕事につなげるには、さまざまな知識とアイディアが必要だ。
そのためには情報のシャワーを浴びるべきと、何度も言っているが、何より大事なのは、やはり遊びにハマることだ。
遊びを仕事にするためには、まず遊びにハマることが必要。
私は人よりハマるのがうまいのだろう。
仕事でも趣味でも「◯◯にハマっています!」という人がいるけれど、聞いてみたら全然ダメだ。
例えば競馬にハマっているという人でも、月1〜2回ぐらい、国内の競馬場で賭けている程度。競馬にハマりきった若い頃、プロを目指し、予想ソフトを開発して、一度は馬主にもなった私から言わせれば、中途半端にすら到達していない。
堀江さんいわく、強みはハマるのがうまいことだそう。
あらゆるしがらみや人間関係をふりきってでも、ハマってしまうぐらいじゃないと、本当の面白さは見えてこない。
興味があることを見つけたら、とことんハマる。
堀江さんには、誰かに止められても、批判を物ともせず、ひたらすら続ける集中力があります。
「仕事をすればするほど世界が自分にとっての理想に近づくなら、人生の中で仕事に捧げる時間は、なるべく多くしたい」と書いたけれど、仕事の時間を多くするための方法は自分の仕事を好きになるか、好きなことを仕事にするかのどっちかだ。
私の場合は、前者を究めきれず、後者の道に進んだ。
好きなこと、と一言で言っても、突き抜けたいなら、「好きかも?」と自覚するレベルではなく、自覚がないくらい、変態的に好きじゃないとダメだ。
変態だけが好きなことを仕事にできる<生き方を仕事にする方法>はあちゅう – 幻冬舎plus
はあちゅうさんも、好きなことを仕事にするならば、その好きは他人から見たら「変態」なくらい突き詰めるべきだと言っています。
ハマれないことが、コンプレックスだった
わたしは、なにかに熱中することなく学生時代を過ごしてきました。
部活は全く続かないし、習い事もすぐに辞めてしまう。
これといった趣味もない。
そんな自分の低体温なところがコンプレックスでした。
もしかしたら、わたしは「人」にハマっていたのかもしれない
「堀江貴文という生き方」を読んで思ったけれど、わたしは「人」にハマるタイプ。面白い!かっこいい!素敵!と思った人にめちゃくちゃハマれる。英語そのものにはハマらなかったけど、ホームステイ先の女の子が大好きで、テストの点数とか気にせずに、その子と話すためだけに勉強できた。
— あい (@aitabata22) March 19, 2016
ずっとなにかにハマった経験がないと思い込んでいたけれど、堀江さんの本を読んでいたら、「わたしはモノにはなかなかハマらないけれど、人にはハマるのではないか」と感じ始めたのです。
片思いの相手にハマっていた中高時代
この記事(「意識底辺系あるある16選!ゴミな学生時代を振り返る」)でも披露しているのですが、中学時代は見事なクズっぷりを発揮。
けれど、こんなわたしも高校で在籍していたのは特進クラス。
入学時のテストは、中の下くらいだったのですが、中学2年生以降成績は右肩上がりでした。
その理由は、学年トップの文武両道の男の子を好きになったから。
「次の定期テスト勝負しようよ!」とか、「この問題の解き方教えて!」だとか、そんな会話の口実が欲しくて、勉強を頑張るように。
朝、その人に「おはよう」と言われただけで、校庭を余裕で2周できるくらい好きでした。
結局フラれてしまって、付き合うことは出来なかったけれど、特進クラスに入れたおかげで、その人とは3年間同じクラス。
その間、飽きること無くずっと好きで、嫌いだった勉強でいつの間にか学年トップの順位を取れるようにまでなっていたのです。
何度か紹介しているけれど、わたしはあいのりのRemiさんと、ブロガー作家のはあちゅうさんが憧れ。
お二人が発信される文章、ライフスタイルがとにかく素敵。
聡明でかっこいいんです。
わたしは、一人でいてもモチベーションが上がらないタイプ。
でも、こうして憧れの人に出会うと、その人に少しでも近づけるように全力投球できます。
人に「依存すること」と「ハマること」は違う
大学3年間は、付き合っていた彼にどハマりしていました。
彼に「自分ひとりで成し遂げたい夢とかないの?」と聞かれても、「◯◯抜きでやりたいことなんて考えられない」というくらい重かった。ハマるという範疇を超えて依存です。
さすがに自分でもこの状況はマズいと思って、彼と会う以外の時間の使い方を見直すことに。
趣味を作ろうと、会う人会う人に、「趣味はなんですか?」と聞いて回ったけれど、超ハマっている趣味を持っている人の方が少ない事に気がつきました。
わたしもこれといった趣味は見つからず、途方に暮れているタイミングで出会ったのが、同年代のブロガーでした。
話していて、とても魅力的で、わたしもブログを始めずにはいられませんでした。
今もこうしてブログが続いているのは、一重にブログを書いている人たちが大好きだから。
やっぱり、わたしは人にハマるタイプみたい。
けれどそれはあくまできっかけであって、Remiさんに憧れて旅そのものが好きになったように、今はブログそのものにもハマっています。
人に「ハマること」と「依存すること」は、異なります。
わたし人にハマりやすい体質。
それが、身近な人だと依存になってしまう場合もあります。
その体質を理解した上で、ひとりの人に偏りが出来ないように、積極的にいろんな人と出会い、行動的であるようにしています。
動かない、それ自体が不安を大きくする原因で、最もリスキーな生き方だ
というのは堀江さんの言葉。
もしなにかハマっているもの、ハマりそうなものがあれば、それを突き詰めること。
もしなにかにハマったという経験がないのなら、とにかく動いてみること。
ハマるのは、モノでも人でもいいと思うのです。
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