ていねいな暮らしを始めるために読みたいおすすめ本
ていねいな暮らしをしたい人、必読!
最近読んだ、「〔よりぬき〕今日もていねいに。BEST101」がとても良い作品でした。
この本は、暮らしのなかの工夫と発見ノートのシリーズとして発刊し、多くの読者の方の支持を得てベストセラーとなった『今日もていねいに。』『あたらしいあたりまえ。』『あなたにありがとう。』の3冊の本の中から選び抜いた101のエッセイを、暮らし、仕事の工夫、人づきあいの3つの章にわけて、再編集したものです。
よく働き、よく暮らし、自分とは違う別の誰かとかかわりあいながらより良く生きていきたいと願う僕が、ときに迷い、ときに悩みながらも、自分の経験から発見し、工夫を重ねながらノートに書き続けてきた毎日を大切に、ていねいに生きるためのヒントがつまっています。
心に留めておきたい言葉BEST3
わたしがわざわざ選ばなくともベストセラーからよりぬかれた素晴らしいコラムなわけですが、中でも印象的だった多葉田愛的BEST OF THE BESTをご紹介。
1. 一人という贅沢
社会とかかわっていくとは、日々さまざまな出来事にさらされ、絶えず影響を受け続けるということです。変化と成長を求めているとはいえ、自分らしくない方向に流されて違和感を覚えたりします。
(中略)
結婚していようと、どこかに所属していようと、一人の時間を忘れてしまえば、何かにすがることになります。依存して生きていけば、自分を失くしてしまいます。ちょっとしたことでもいいのです。一人の時間をつくりましょう。その際には、相手に対して「一人になっていいよと明言することもいうことも大切です。
大学に入ってから、大人数のコミュニティに所属して、1人の人と長く付き合ったためか、誰かと過ごす時間にあまりにも慣れてしまいました。
けれど、松浦さんは「人は孤独」ということを何度もおっしゃっていて、それを紛らわすのではなく、受け止める時間を意識的に持つべきだと気づかされました!
2. お金という種
お金というのは、使えば使うほど増えるもの。 お金を使えば通帳の残高は減りますが、自分のなかの価値としては、ただのお金であったときより、ぐんと増えているはずだということ。
(中略)
旅に何十万円も使い、何一つ形に残るものがなくても、自分のなかに経験や本物を見る目という価値が備われば、それはお金という種を育てる投資です。高級ですてきな時計を買っても、単なる「欲しい」というわがままや、満たされない別の欲望のかわりであれば、それはお金という種を食べてしまった消費です。
消費なのか、投資なのかという視点でお金を使うようにしています。
旅行や本、セミナーが投資なのはもちろんですが、洋服やアクセサリーであっても、そのフィルターを通したあとに買うか、買わないかでは意味合いが変わるもの。
3. 商売っ気というセンス
商売っ気というのは、単にお金を儲けることではありません。自分が持っている知識、経験、能力などを世の中で機能させるということ。
(中略)
家で料理を作ることでも、趣味で絵を描くことでも、何か物を売ることでも、自分のすることに対して「商売っ気」をもったらどうでしょう。もともと好きなこと、得意なことが、もっと好きに、もっと得意になるはずです。
「趣味だから」という言葉で片付けずに、商売っ気を持つと素敵な連鎖が広がりやすくなります。
わたしは書くこと、旅をすること、新しい人と出会うことが好き。
文章を書いて初めてお金をもらえた時は、とっても嬉しかった!
▷ブログの価値を上げるための文章術。0円だった記事が1本1万円に!
本に出会ったのは、本屋さんではありません!
実は、この本を見つけたのは本屋さんではなく、とってもかわいくてハッピーなフードユニット、「Uchila」のあらかわもえ(ちみん) (@chimiiiiin) | Twitterの本棚。
どういう経緯かというと、ちみんさんがブログで「増え過ぎてしまった本を、次の読みたい人へお譲りします!諸費用の分を寄付という形で、コーヒー代をプレゼントしてくれませんか?」と書かれている記事を読んだのがきっかけ。
「本と珈琲」と名付けられた素敵な企画に参加したのです!
arakawamoe.hatenablog.com
持ち主のプロフィールとも言われる本棚。
読んだことがある本が5冊も!話、合いそう(笑)。
▷かんたんなのに、ほとんどの人がやっていないお店にファンをつくるウェブ発信の新ルール
▷人が集まる「つなぎ場」のつくり方 -都市型茶室「6次元」の発想とは
▷さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
▷キッチン
「暮らしの手帳」の文章が好きで、松浦弥太郎さんの他のタイトルの本も読もうと思っていたところだったので、「〔よりぬき〕今日もていねいに。BEST101」に決定。
本と一緒に手紙も届いて、新鮮な体験になりました。
こんな体験も丁寧な暮らしのワンシーンですね♪
ていねいな暮らしをしたい、あなたにおすすめな本
イラストレーター杉浦さやかさんの本は、ほぼ全作持っているくらいの大ファン。
日常をていねいに、楽しく過ごすコツが詰まっています。
AneCan専属モデル・高垣麗子さんのスタイル・ブック。
ファッションはもちろん、ていねいな食のライフスタイルを真似したくなる1冊。
モデル&デザイナーの森貴美子さんのフォトエッセイ。
毎日のことだから、おろそかになってしまいがちな家事。そこに自分なりのこだわりを持つっていい。
何度も繰り返し読んで、松浦さんの考え方を自分のものにしたい。おすすめです!
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